まずは出品者プロフィールを必ずご一読ください。 1990年代半ばにモーターボムによって制作されたミニチュアカー、「チータ」です。素材はダイキャスト。スケールは1/64。2台セットでの出品です。詳細は以下に列記します。 このミニチュアカーは大メーカーでは無く、ほぼ個人が企画制作したもの。ボディの鋳造数は100台のみ。その中で今回出品したものは、最初期生産品である、職人の手作業によるアルミ削り出しのディッシュホイールを装着したもの。製造台数は20台のみでした。20台はそれぞれ5台ずつ4種類のカラーリングが施され販売されました。すなわち今回の出品商品であるメタリックブルー、キャンディダークレッドは、それぞれ5台のみの生産でした。この件について詳細はパッケージ裏の手書き解説（3枚目の写真）を参照していただければと思います。 サイズ的にはホットウィールとほぼ同じ大きさながら、4バリエーション各5台、合計20台という生産台数は他に例が無い知る人ぞ知る激レア品かと思います。削り出しホイールを装着した20台以外の80台は後に初期生産品とは異なる複数のカラーリングと共に商品化されましたが、それらはプラスチックホイールでした。 なおチータというクルマは、アメリカのビル・トーマスという人物が1960年代半ばにシェルビー・コブラに対抗するために製作したレースカーであり、実車の生産台数も少なく現代ではコレクターズアイテムになっています。 現品は出品者が友人を通じて入手した後に保管していたもの。その生産台数の少なさゆえ一般への流通はほとんど無かったと思います。現品のコンディションは未展示のままパッケージに収めて保管していました。ミニチュアカー本体はほぼ新品かつダメージはありませんが、プラスチックパッケージに経年劣化に伴う黄変が見られます。またミニチュアカー本体をカバーするヒョウ柄袋（最後の写真）が付属します。 スケール...1/64